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不倫がどういうものかということを、身をもって思い知りました

不倫がどういうものかということを、身をもって思い知りました。
不倫っていうとたいてい、昼ドラのテーマになったりしますが、やっぱり物語の中のことと実体験はまるで違うものですね。
それも当然なのですが、自分で体験してみてわかることというのはたくさんあります。
最初は、ほんの出来心から始まったものですが、だんだんと自分でも驚くほどむちゅになって、もう取り返しのつかないことになる、これが不倫だということに気づかされました。

人によって考え方に差があるかもしれませんが、私は異性とのお付き合いに、特に性的な満足を求めるタイプの女であるようです。
自分でいうのもおかしいですが、私は自分が淫乱な女であることに長いこと気が付かなかったのです。

気が付かなかったのも当然かもしれません。
私は、俗にいうお金持ちの家で育ちました。
両親はとても厳しかったですが、経済的には何一つ不自由のない暮らしをして、また私自身も、努力して両親の期待に応えることを生きがいの一つだと感じていたので、両親の厳しいしつけを不快だとかそういうふうに感じたことが一度もないのです。

期待に応えることで、惜しげもなくほめてくれる両親でした。
また、わたし自身が負けず嫌いだったこともあり、例えばクラスメイトに試験の点数で負けるようなことがあれば、両親に怒られるより前に悔しさのあまり自分を攻めまくりました。
だからこそ、なんといえばいいのでしょうか、両親と私の価値観が一致したというか、どれだけ厳しいしつけを受けても、それは必ず自分のためになるというふうに納得することができたのです。

それに、私が通っていた高校はお金持ちばかりが通うような進学校でした。
どのみち学業でよい成績を出さなければ、先生たちからもお叱りを受けます。
また、学業のこと以外にも、風紀に関して特に規則が厳しい高校でした。

女子高でしたので、もともと恋愛のチャンスは少なかったのですが、それに加えて男女交際に関する規則が厳しかったので、私の周りにも恋愛をしている人はいなかったように思います。
もしかしたら私が気づいていないだけで、恋愛とかそういうことを上手にやる人はいたのかもしれませんが、少なくとも私の耳にはそういう噂は入ってこなかったです。

噂が教師たちの耳に入っただけでも重い罰が下されかねないような学校だったので、本人たちも細心の注意を払っていたのでしょう。
また、もしも他人のそういう噂を聞きつけ、それを教師に密告しようものなら、後で自分がどんなふうに仕返しされるのか全く分かりません。

余計なトラブルに巻き込まれたくないというか、他人の恨みを買ってしまうくらいなら、初めから何もしない方が賢明だったのです。
また、これはあくまで高校生当時の私の価値観ですが、多くのリスクを背負ってまで、きつい言い方をするなら自分の人生を台無しにしてまで、異性との恋愛にいそしむだけの価値があるものだとは、私にはどうしても考えられませんでした。
若い女にはあるまじき心理だと思われるかもしれませんが、そもそも恋愛というものにそれほど憧れませんでしたし、恋愛することで得られるメリットよりもデメリットの方が圧倒的に大きいと考えていました。

でも、年を重ねるとやはり価値観というものは変わってくるようです。
私は一流の高校を卒業して、一流の大学を首席で卒業して、少なくとも社会的なステータスに関しては、ほとんど申し分のないものを手に入れました。
そのことについては、本当に今でも満足しています。

しかしながら、社会的なステータスを得るために犠牲にしてきたものが、あまりにも多かったことに今更ながら気づかされたのです。
まず、女子高に通っていたために、異性とお付き合いするチャンスがほとんどありませんでした。
こういう言い方をすれば、じゃあ共学に通っていたらそういうチャンスがあったのかといわれてしまいそうですが、もちろんそういったチャンスはなかったでしょう。
なにしろ、わたしがお付き合いする男性は両親があらかじめ選んだ男性です。
許嫁という言い方をすればいいでしょうか、特にお金持ちの家では、わが子の結婚相手を親が選ぶというのは珍しいことではないのです。

私は典型的な箱入り娘だったので、両親に自分の結婚相手を勝手に選ばれた時でさえ、それほど抵抗を感じませんでした。
でも、やっぱり「恋愛をしてこなかった」とか「お付き合いをする男性を自分の意志で選べなかった」という後悔は、結婚した後になってからひしひしと感じられてくるものです。

私の場合は特にそうでした、結婚した男性がどれほど素敵な人であっても、また経済的には何一つ不自由のない生活を送っていたとしても、やはり人生で一度くらいは「恋愛」というものを経験しておかないと、年を取ってから心にぽっかりと穴のあいたような気分を味わうことになるんですよ。
自分が経験していないからこそ、恋愛というものがなんだか実際以上に特別なものに見えてしまうんですよね。

もちろん、恋愛をするといってもそれほど簡単なことではないんです。
基本的に、恋愛とは男女双方にとってうまくいくものではありませんから、恋をしようと思えばつらいこともたくさん乗り越えていかなければならないのです。
でも、そういう「うまくいかないこと」も全部含めて恋なんですよね。
恋愛のバイブルなどを読んでいると必ず「失恋は若い時に経験しておきなさい」ということが書いてあります・
失恋を自分から積極的に経験したいと考える人はいないでしょうが、それでも避けては通れない道ですし、失恋を経験することで自分自身、変われる部分が必ずあるということです。

私はそういう思いを経験していなかったからこそ、大人になってからの恋、もっと言えば結婚してしまってからの恋に溺れました。
結婚をしてから、旦那以外の男性と体の関係を持てば、それはもう完全に「不倫」ということになってしまいます。
言うまでもなく、不倫はいけないことです。
いけないことだとわかっていながら、私はhttp://xn--q9j5fzb3d648q6wclvcx57a.com/などを利用して溺れてしまったのです。

若いころに、きちんと自分の意思で選んだ男性と恋愛をしていれば、その恋が結果的にうまくいった可かどうかには関係なく、私は結婚後にこれほど欲求不満を感じて不倫をしてしまうということはなかったはずなんです。
でも結局のところ、私は若いころに恋愛を経験することができませんでした。
その付けが結婚後に回ってきたという感じです。

不倫とはもう劇薬というほかないものです。
やってはいけないとわかっていながら、どうしてこれほどたくさんの人が不倫に溺れてしまうのか、その理由が少しわかったような気がしました。
基本的に不倫をする人というのは、結婚相手との生活に不満を感じている場合が多いのですが、通常の結婚生活で感じている不満を見事に満たしてくれるのが、不倫なのです。

結婚している男女関係ではないから、少なくとも経済的な面で相手に責任を持つ必要はありませんし、依存する必要もありません。
あくまで個人の意思が尊重される場面が大きいのです。
そういう気楽さ(といってはおかしいかもしれませんが)が不倫の大きな魅力でしょう。
実際に不倫を経験してみて、私はそういうことに気づかされました。